NetBeans で WordPress をいぢる、導入編

注意!! この投稿は3年と4ヶ月くらい前に公開したものです。そのため、最新版の WordPress では正常に動作しないかもしれないのでご注意ください。

PHP を正式にサポートして昨年11月にリリースされた NetBeans IDE 6.5 がなかなか良さそうです。

NetBeans 6.5 の画面

NetBeans 6.5 の画面

NetBeans IDE 6.5 本体のインストールPHP 開発環境の構成日本語ドキュメントがすでにそろってますんでここでは省略して、

を参考に、ローカルの Ubuntu 8.04 上に NetBeans のプロジェクトとして WordPress を登録、インストール、そしてちょっとしたお試しまでをご紹介。

Mac OSX や Windows でもだいたい同じように導入できると思いますのでお試しあれ!

※すでにローカルに以下の準備が整っているものとします

  • Apacher、MySQL、PHP のインストールと稼動
  • WordPress 日本語版のダウンロード
  • WordPress 用のデータベースの新規作成

まずは WordPress を NetBeans のプロジェクトとして登録

  1. WordPress をローカルサイトのドキュメントルートに展開(ここでは例として「wordpress」フォルダを「wp27ja」と名前を変えます)
  2. NetBeans を起動したら「ファイル」->「新規プロジェクト」を選択
  3. 「カテゴリ」で「PHP」、「プロジェクト」で「既存のソースを使用する PHP アプリケーション」を選択し、「次へ」をクリック  (スクリーンショット1)
  4. 「ソースフォルダ」に「1」で展開した WordPress フォルダへのパスを入力(もしくは「参照」から選択) (スクリーンショット2)
  5. プロジェクト名を入力(もしくはそのままデフォルトを使用)し、「デフォルトのエンコーディング」で「UTF-8」(これもたぶんデフォルトでオッケー)を選択
  6. 今回はとりあえず「NetBeans のメタデータを別のディレクトリに配置」にはチェックを入れないで「次へ」をクリック
  7. 「実行方法」で「ローカル Web サイト」を選択し、「プロジェクト URL」にブラウザで開く WordPress の URL を入力(例: 「http://localhost/wp27ja/」 – たぶんデフォルトで入力されているはず) (スクリーンショット3)
  8. 「開始ファイル」に「index.php」を入力(これもデフォルトで入力されているはず)
  9. これも今回は「ソースフォルダからファイルを別の場所にコピー」にはチェックを入れないで「完了」をクリック
  10. 左側の「プロジェクト」に「wp27ja」が追加されているはず
プロジェクトの登録完了

プロジェクトの登録完了

次に WordPress をインストール

  1. プロジェクトで「wp27ja」->「ソースファイル」->「wp-config-sample.php」をダブルクリック
  2. エディタ側でデータベース名、MySQL のユーザー名とパスワードを入力
  3. 今回はローカルでのテスト環境なので秘密キーの設定は省略
  4. 「ファイル」メニューの「別名で保存」を選択し、「wp-config-sample.php」と同じ階層に「wp-config.php」として保存
  5. 「実行」ボタンをクリックするとブラウザが起動し、WordPress のインストール画面が表示されるはず
  6. ブログタイトルとメールアドレス(メールサーバをローカルで動かしてなければあまり意味はない)を入力し、「WordPress をインストール」ボタンをクリックする
  7. ランダムに生成された管理者パスワードが表示されるのでメモする(メールサーバが動いていればパスワードが記載されたメールが届く)
  8. ブログの URL を開いて正常に表示されるか確認

ちょっと試してみる

コード補完機能

NetBeans はプロジェクトのコードをスキャンして関数やクラスを読み込むので、PHP 自体の関数だけでなくプロジェクト内の関数やクラスのコード補完もできます。また、コードに埋め込まれたドキュメントも読み込むので、コード補完時にその関数などのドキュメントを参照することもできます。

コード補完機能

コード補完機能

デフォルトでは、コードを途中までタイプして「Ctrl+スペース」を押すとそのコードにマッチする関数等の一覧がポップアップ表示されます (このキーボードショートカットの組合せはUbuntu (他のディストロでも同じかな?) だと日本語入力切替に使われているショートカットとバッティングするので要変更です)。そして矢印キーで選択して「Enter」を押すとエディターに補完されたコードが入力されます。

WordPress の関数の宣言をすばやく見つける

関数上で右クリックし、「ナビゲート」→「宣言へ移動」を選択すると、その関数が定義されているファイル/場所が表示されます:

宣言へ移動

宣言へ移動

その他

もちろん Subversion も使えます。FTP を設定すればローカルで開発してそのままリモートにデプロイもできるようです(まだ試してない)。

次は「NetBeans で WordPress をいぢる、簡単なプラグイン作成編」の予定です!

関連投稿:

  1. Crazyhorse – UI プロトタイプのテスト開発用ブランチ
  2. WordPress 開発版を Mac OS X のローカルに Subversion でダウンロードする方法
  3. WordCamp Tokyo 2008 御礼
  4. WordPress をインストールしたら最初にしておくこと
  5. 1 Blog Cacher

NetBeans で WordPress をいぢる、導入編” へのコメント

  1. ピンバック: my confidence…

  2. 片貝さん、

    うわうわわ、NetBeansの中の方ですか?
    ご紹介ありがとうございます。NetBeansもありがとうございます!

  3. ピンバック: はじめてのWordPressテーマ(1) 環境構築 | Hoora blog

  4. 初めまして。
    いつもプラグイン探すとき利用させて頂いております
    情報量がとても多くてページもとても参考になります↑

    コメントもとても魅力的で自分も使ってみたいのですが、どのコメントプラグイン使ってらっしゃいますでしょうか?
    よろしければご紹介頂ければと思いますm( _ _ )m

  5. taiさん
    ご回答ありがとうございます。
    とても綺麗なブログでいつもご参考にさせてもらってます。m( _ _ )m

  6. ピンバック: NetBeans で WordPress をいぢる、プラグイン作成編 - わーどぷれすっ!

  7. 「NetBeans はプロジェクトのコードをスキャンして関数やクラスを読み込むので、PHP 自体の関数だけでなく(wordPressの)プロジェクト内の関数やクラスのコード補完もできます。」いいなこれ

  8. プラグインのことを勉強中の身なので大変参考になりました。前々からちょこちょこと拝見させていただいておりました。思い切ってコメントさせていただきました。ありがとうございました。

  9. ピンバック: 無料なのに優秀!HTMLやPHPもがっつり弄れるNetBeans | デザイナーブログ | 株式会社LIG

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