PHP を正式にサポートして昨年11月にリリースされた NetBeans IDE 6.5 がなかなか良さそうです。
NetBeans IDE 6.5 本体のインストールや PHP 開発環境の構成は日本語ドキュメントがすでにそろってますんでここでは省略して、
- Why you should try Netbeans – WP FUN
- GD Wordpress » Blog Archive » WordPress development with NetBeans IDE 6.5 for PHP
- NetBeans Wiki: ConfiguringNetBeansProjectForWordPress
を参考に、ローカルの Ubuntu 8.04 上に NetBeans のプロジェクトとして WordPress を登録、インストール、そしてちょっとしたお試しまでをご紹介。
Mac OSX や Windows でもだいたい同じように導入できると思いますのでお試しあれ!
※すでにローカルに以下の準備が整っているものとします
- Apacher、MySQL、PHP のインストールと稼動
- WordPress 日本語版のダウンロード
- WordPress 用のデータベースの新規作成
まずは WordPress を NetBeans のプロジェクトとして登録
- WordPress をローカルサイトのドキュメントルートに展開(ここでは例として「wordpress」フォルダを「wp27ja」と名前を変えます)
- NetBeans を起動したら「ファイル」->「新規プロジェクト」を選択
- 「カテゴリ」で「PHP」、「プロジェクト」で「既存のソースを使用する PHP アプリケーション」を選択し、「次へ」をクリック (スクリーンショット1)
- 「ソースフォルダ」に「1」で展開した WordPress フォルダへのパスを入力(もしくは「参照」から選択) (スクリーンショット2)
- プロジェクト名を入力(もしくはそのままデフォルトを使用)し、「デフォルトのエンコーディング」で「UTF-8」(これもたぶんデフォルトでオッケー)を選択
- 今回はとりあえず「NetBeans のメタデータを別のディレクトリに配置」にはチェックを入れないで「次へ」をクリック
- 「実行方法」で「ローカル Web サイト」を選択し、「プロジェクト URL」にブラウザで開く WordPress の URL を入力(例: 「http://localhost/wp27ja/」 – たぶんデフォルトで入力されているはず) (スクリーンショット3)
- 「開始ファイル」に「index.php」を入力(これもデフォルトで入力されているはず)
- これも今回は「ソースフォルダからファイルを別の場所にコピー」にはチェックを入れないで「完了」をクリック
- 左側の「プロジェクト」に「wp27ja」が追加されているはず
次に WordPress をインストール
- プロジェクトで「wp27ja」->「ソースファイル」->「wp-config-sample.php」をダブルクリック
- エディタ側でデータベース名、MySQL のユーザー名とパスワードを入力
- 今回はローカルでのテスト環境なので秘密キーの設定は省略
- 「ファイル」メニューの「別名で保存」を選択し、「wp-config-sample.php」と同じ階層に「wp-config.php」として保存
- 「実行」ボタンをクリックするとブラウザが起動し、WordPress のインストール画面が表示されるはず
- ブログタイトルとメールアドレス(メールサーバをローカルで動かしてなければあまり意味はない)を入力し、「WordPress をインストール」ボタンをクリックする
- ランダムに生成された管理者パスワードが表示されるのでメモする(メールサーバが動いていればパスワードが記載されたメールが届く)
- ブログの URL を開いて正常に表示されるか確認
ちょっと試してみる
コード補完機能
NetBeans はプロジェクトのコードをスキャンして関数やクラスを読み込むので、PHP 自体の関数だけでなくプロジェクト内の関数やクラスのコード補完もできます。また、コードに埋め込まれたドキュメントも読み込むので、コード補完時にその関数などのドキュメントを参照することもできます。
デフォルトでは、コードを途中までタイプして「Ctrl+スペース」を押すとそのコードにマッチする関数等の一覧がポップアップ表示されます (このキーボードショートカットの組合せはUbuntu (他のディストロでも同じかな?) だと日本語入力切替に使われているショートカットとバッティングするので要変更です)。そして矢印キーで選択して「Enter」を押すとエディターに補完されたコードが入力されます。
WordPress の関数の宣言をすばやく見つける
関数上で右クリックし、「ナビゲート」→「宣言へ移動」を選択すると、その関数が定義されているファイル/場所が表示されます:
その他
もちろん Subversion も使えます。FTP を設定すればローカルで開発してそのままリモートにデプロイもできるようです(まだ試してない)。
次は「NetBeans で WordPress をいぢる、簡単なプラグイン作成編」の予定です!




6 個のコメント
ブログで紹介させていただきました。続きを楽しみにしています。
片貝さん、
うわうわわ、NetBeansの中の方ですか?
ご紹介ありがとうございます。NetBeansもありがとうございます!
初めまして。
いつもプラグイン探すとき利用させて頂いております
情報量がとても多くてページもとても参考になります↑
コメントもとても魅力的で自分も使ってみたいのですが、どのコメントプラグイン使ってらっしゃいますでしょうか?
よろしければご紹介頂ければと思いますm( _ _ )m
のぶさん、
コメントのプラグインは使用していません。
もし名前の横のアイコン(アバター)のことなら
http://wp.tekapo.com/2008/03/07/gravatars-and-wordpress-25/
などを参考にしてください。
taiさん
ご回答ありがとうございます。
とても綺麗なブログでいつもご参考にさせてもらってます。m( _ _ )m
プラグインのことを勉強中の身なので大変参考になりました。前々からちょこちょこと拝見させていただいておりました。思い切ってコメントさせていただきました。ありがとうございました。
3 個のトラックバック
NetBeans で WordPress
WordPressをちょこちょこいじりだしています。
1からつくるのは大変なので既存のものを利用し、
いろいろ付け加えたり修正したりしています。
以前から気になっていたNetBeansで
Wo…
[...] ここからの作業は、http://wp.tekapo.com/2009/01/14/netbeans-で-wordpress-をいぢる、導入編/に丁寧な解説があるので、簡単に記しておきます。 [...]
[...] すでに WordPress を NetBeans にプロジェクトとして登録してるものとしてハナシを進めます。 [...]