Gravatars と WordPress 2.5

Weblog Tools Collection » Blog Archive » Gravatars and WordPress 2.5 より、WordPress 2.5 で本体に取り入れられる Gravatar サポート機能の利用方法を超訳要約。

ところで、WordPress 2.5 のリリース予定は3月10日(日本時間11日)なんですが、まだベータも出てません。いくらなんでもいきなりリリースはしないよねえ。 😉

WordPress 管理画面の Gravatar

Gravatar の設定は 設定 (Settings) -> 表示設定 (Reading) で行います。

もしテーマ作者がこの機能を使用できるようにしていれば、この管理画面から Gravater の使用を簡単にコントロールできます。変更できるのは:

  • アバター(Gravatar – グラバター)を表示するか否か
  • レイティング(G – 一般向け、X – 成人向けなど)に応じたアバターの表示

アバター設定

テーマに Gravatar を追加する

テーマに Gravatar を追加する関数は get_avatar で、完全なアバターの <img> タグを返します。

関数 get_avatar は次のように設定します:

function get_avatar( $id_or_email, $size = '64', $default = '' )
  • id_or_email: 投稿者のユーザー ID (整数もしくは文字列) もしくはメールアドレス (文字列)
  • size: 表示するアバターのサイズ (最大値は 80)
  • default: デフォルトアバター画像の絶対アドレス

例 1 – デフォルトアバター

echo get_avatar( 1, '80', 'http://mysite.com/avatar/avatar.gif' )

この例ではユーザー ID 1 を使用し、デフォルトアバターの場所を指定しています。コメントセクションの外でアバターを表示するにはこのようにします。

例 2 – メールアドレスとサイズ

echo get_avatar( 'myname@mysite.com', '60' )

コメントループ内にアバターを表示するにはこのようにします。メールアドレスに get_comment_author_email 関数を使用すればコメント投稿者のアバターを表示できます。

echo get_avatar( get_comment_author_email(), '80' )

後方互換性

WordPress 2.5 とこれ以前のバージョンの両方でアバターを表示するテーマを作成するには次のコードと Connor Wilson の投稿 using Gravatar without a plugin(プラグインなしで Gravater を使用する)のコードを組み合わせるといいでしょう。

次のようなコードになります:

if (function_exists('get_avatar')) {
 	//2.5 用のコード
 } else {
 	//2.5 以前用の gravatar コード
 }

結論

get_avatar 関数が WordPress 2.5 に内蔵されたのはすばらしいことですが、これを使用するかどうかはテーマの作者次第です。自分でテーマを編集できるのなら、2.5 がリリースされたら自分で簡単にこの機能をテーマに追加することができます。