WP-CLI 0.14がリリースされてたので、Version 0.14 released | WP-CLI よりさくっと抄訳。
WordPressのファイルがサブディレクトリにあるときでも自動的に検知するようになった。
いままでは
--path=
パラメータを使用するか、ルートディレクトリにwp-cli.yml
ファイルを作ってWP-CLIに明示する必要があったけど、それが必要なくなったスーパーユーザー(root)としてWP-CLIコマンドを実行しよとしても、WP-CLIはその実行を拒否するようになった。
例えば、rootとして
wp media regenerate
を実行しすると当然新しく生成されたサムネイル画像のオーナーはrootになってしまうので、そういったことを防ぐことができる。
--skip-plugins
グローバルフラグすべての、もしくは特定のプラグインを読み込まないようにする。(訳注: WP-CLIの実行時にプラグインを読み込まないようにするのかな? 原文の説明だけだとよく分からなかった)
大きな変更
wp term create
,wp term update
,wp term get,
wp term delete
が他のすべてのタームコマンドと同様に最初のパラメータとしてタクソノミーを受けるようになりました。他の変更
wp post url
、wp comment url
、wp site url
のサブコマンドの追加- マルチサイト用の
wp theme enable
とwp theme disable
サブコマンドを追加wp term generate
サブコマンドを追加wp search-replace
に--recurse-objects
フラグを追加wp core update
に--locale
フラグを追加wp core download
も WordPress アーカイブをキャッシュするようになった- すべての
wp user
サブコマンドでパラメータとして(IDとユーザー名に加えて)ユーザーのメールアドレスを受けれるようになったwp option
とwp *-meta
サブコマンドでSTDINからの値を読み込めるようになったwp import
が複数のファイルを受けられるようになったwp db export
がmysqldump
で受けられるすべてのパラメータを受けられるようになったwp export
がNikolay Bachiyskiによって開発されたより優れたバックエンドを使うようになった (参照 #525)wp plugin
サブコマンドに渡されるプラグインスラッグが常に大文字と小文字を区別して扱われるようになった- JetPack の有効化を修正
- マルチサイト用の
wp core is-installed
を修正wp post generate
用の--max_depth
パラメータを修正wp user generate
用の--role
パラメータを修正wp user import-csv
が一つ前のユーザーIDを拾ってしまうことがある問題を修正- プログレスバーでの
tput
の呼び出しが頻繁すぎる問題を修正- 多すぎる位置パラメータが渡された場合と未知の連想パラメータが渡された場合に実行を中止するようになった