WP-CLIアドベントカレンダー2014の7日目です。
PHP 5.4以上に備わっている開発用のビルトインサーバでWordPressの開発環境をローカルに構築するコマンド紹介です。
これはWP-CLIにもとから備わっているコマンドではなく、コミュニティパッケージという形の追加のコマンドです。
ほんとはCompoerでインストールするほうが楽かと思うんですが、なぜかうまく行かなかったので、Compoerじゃない方法でインストールしてみましょう。
~/.wp-cli配下に追加コマンド用のディレクトリを作り、GitHubからそのディレクトリに追加コマンドのスクリプトをクローンします:
mkdir -p ~/.wp-cli/commands git clone https://github.com/wp-cli/server-command.git ~/.wp-cli/commands/server
次に ~/.wp-cli/config.yml
ファイルを作成、もしくはすでにあれば編集して以下のようにします:
require:
- commands/server/command.php
これで、
wp sever
というコマンドが使えるようになっているはずです。
では試してみます。WordPressが置いてあるディレクトリにcdして、
$ wp server PHP 5.5.19 Development Server started at Sun Dec 7 19:29:59 2014 Listening on http://localhost:8080 Document root is /path/to/the/documentroot Press Ctrl-C to quit.
これで http://localhost:8080 をブラウザで開くと、wp-config.phpがまだなければWordPressのインストール画面が、wp-config.phpがすでにあって別途インストール済みであればWordPressのトップページが表示されているはずです。
ただし、、、
- DBは別に立てる必要があります
- パーマリンクにindex.phpが入ってしまう
- なんかほかにもあるかも知んないけど、情報が少ない
ということで、物好きな方以外は素直にローカルでもApacheやNginxを入れるか、MAMPを使うか、WordPressの開発環境用の仮想マシンのVCCWを使ったほうがいいかと思います。(ヾ(・∀・;)オイオイ