Shifter StaticでBogoを使った多言語サイト作成

この投稿はShifter Advent Calendar 2020の12月5日の投稿です。

BogoはWordPressを多言語化するためのプラグインで、作者は Contact Form 7でおなじみの三好さんです!

WordPressを多言語化するプラグインはいくつかありますが、どれもわりとクセがあります。その点このBogoは、

Bogo の設計は WordPress と親和性が高く、このカテゴリーの他のプラグインとは異なり、データベースに独自のテーブルを追加するようなことがありません。この設計が Bogo の高い信頼性と堅牢性、コンフリクトを発生させないといった利点を生み出しています。

https://ja.wordpress.org/plugins/bogo/

ということなので安心して使えます。

「WordPress と親和性が高く」というのは大事で、そのおかげでShifter Staticでもサクッと使えて多言語化にはオススメですので、簡単に導入をご紹介しましす!

インストール

ShifterからWordPressの管理画面を開いて、Plugins > Add New をクリック、Keywordに「bogo」と入力します。

「Install Now」をクリックしてインストール、「Activate」をクリックして有効化します。

Bogoセットアップ

まずは管理画面の Languages > Language Packsで使いたい言語の言語パックをインストールします。たくさんあるので「Search Language」で言語コードを入れてお目当ての言語を探すとラクです。

使いたい言語の言語名をホバーすると「Activate」リンクが表示されるので、それをクリックすれば言語パックのインストールは完了です。

翻訳ページの追加

では、翻訳する投稿記事を追加してみます。例として、原語は英語、翻訳は日本語とすると、まずは原語の編集ページを開き、次に LanguageからAdd Japanese translationをクリックします。

そうすると、タイトル、内容等がコピーされた翻訳用の編集ページが自動的に作成されますので、あとはそのページを翻訳、保存するだけです!

サイト名、キャッチフレーズ、メニュー名、タームの訳

サイト名やサイトのキャッチフレーズ、カテゴリーやタグのターム、メニュー名の翻訳は管理画面の Languages > Terms Translationを開き、Select Language to Editから翻訳する原語を選択、対象の文字列をクリックすると翻訳できます。

言語切り替え

原語のページと翻訳のページを簡単に行き来できると便利ですよね?!
ということでBogoにはちゃんとそのへんも備わってます!

ページ単位では、

というショートコードを編集画面に入れることでそれぞれの翻訳ページへのリンクを任意の場所に表示させることが可能です。

また、ウィジェットもあるので、共通の場所に表示させる場合はこれを利用するといいでしょう。

以上、Bogoの簡単なご紹介でした。ぜひShifterでも使ってみてください!